宇部まつりの歴史
宇部まつりは、昭和9年に、商工会議所の主唱で始まった祭りです。もともとは市制記念日の祝賀行事に端を発し、当時は「炭都祭」と称していました。
11月1日の市制記念日には商工会議所の仮装行列、広告行進隊、3日は玉替え、菊花展、文芸展など。
夜店なども多数出て、宇部市の秋の大祭として年々賑やかさをくわえ、宇部の市民生活に根をおろしていきました。
昭和11年には「炭都祭」を「宇部石炭まつり」と名称をかえて、太平洋戦争でやむなく中止となるまで続けられました。
戦後になって、昭和27年に今度は「石炭祭」という名前で復活、さらに昭和37年には市民総参加の祭りという意味で、「宇部まつり」と改称し、今日では環境先進都市、宇部の元気を発信する祭りとして、魅力的に生まれ変わり、宇部近郊はもとより山口県内外から多くの皆様に参加して頂いています。